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 福島第1原発事故を受け、相模原市は30日、市内の農畜産物について、市独自で放射能濃度の検査を始めると発表した。

 市農政課によると、市内ではこれまで、県が市内産の牛乳、小松菜、ホウレンソウ、茶について定期的に検査を行ってきたが、茶以外は7月以降の県の検査対象から外れることになった。これまで、市内では茶以外の農産物からは基準値を超える放射性物質は検出されていないが、市民や生産者団体、農協からの検査を求める声を受け、独自検査の実施を決めた。

 検査品目は、生産者の要望をもとに決定する。検査の実施時期は、出荷シーズンなどを踏まえて決めるという。

 7月1日には、収穫期を迎えたブルーベリーについて検査を行う。今後は、ナシやブドウ、柿、ヤマトイモの検査を予定しているという。

 検査は市衛生試験所で実施し、放射性ヨウ素、放射性セシウムを測定する。検査結果は、市ホームページで公表する。

 加山俊夫市長は30日の会見で、「県や農協などと連携を取りながら、適切な検査をしていきたい」と話した。

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 横須賀、三浦両市の消防通信指令共同運用を目指した県内初の事務協議会が7月1日、設置される。これに先だって30日、両市長が設立調印式を行い、連携強化を確認した。来年4月から共同指令台を整備し、13年4月の運用開始を目指す。

 消防通信指令事務の共同化は災害通報の受信、消防車などへの出動指令、災害現場への情報伝達を共同して管理し、執行。応援出動態勢の強化やコストの低減などが期待されている。共同指令センターは横須賀市消防局庁舎に設ける。

 当初は鎌倉市を含めた三浦半島4市1町による消防広域化を検討していたが昨年9月、コスト面から広域化は困難と判断。その後の協議で指令台の更新時期が近い横須賀、三浦両市で共同運用を図ることになった。

 調印式で、横須賀市の吉田雄人市長は「大震災以来、関心が高まっている市民の安心・安全のためにも消防体制の強化は時宜を得た施策」とあいさつ。三浦市の吉田英男市長は「両市が広域行政を進める上で大きな意味のある連携だ」と強調した。

 消防通信指令事務協議会の会長には横須賀市消防局の牛尾修一消防局長、副会長には三浦市消防本部の川崎久消防長が就任する。共同運用に向けた指令方法の検討などを行った後、実際に共同指令センターを運用していく。

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 横須賀の環境問題について市民に考えてもらう「よこすか環境シンポジウム」が30日、京急線汐入駅近くの横須賀芸術劇場小ホールで開かれた。基調講演やパネルディスカッションが行われた会場には約450人の市民が集まった。

 東京海洋大学の刑部真弘教授と同客員准教授でタレントのさかなクンが講師に招かれ、「海とエネルギーのはなし」をテーマに基調講演。さかなクンが「横須賀のおすすめの魚」と推薦するイサキやカサゴを得意のイラストとともに紹介。体長や名前の由来、特徴を軽妙な語り口で解説し、会場を盛り上げていた。

 また、2人はさかなクンが70年ぶりの発見に貢献したことでも知られるクニマスについて解説。秋田県の田沢湖にのみ生息し、1940年ごろに絶滅したと思われていたクニマス。同湖で姿が見当たらなくなったのは、「電力供給増加のために湖水を利用した水力発電所を建設したことが背景にある」といい、刑部教授は「便利な暮らしの追求は環境破壊につながる。過度なエネルギー利用を見直さなければならばい」と呼び掛けた。

 このほか、吉田雄人市長が市の環境政策や目指す社会の姿についてプレゼンしたほか、専門家らによるパネルディスカッションも行われた。

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